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秦 崇洋 三枝 知史




私たちが日々暮らすオフィスビルや商業施設。その快適さや安全性は、目に見えにくい膨大な管理業務によって支えられています。しかし、人口減少と人手不足が進む中、これまで人の手で実現してきた都市の機能をそのまま維持し続けることは、もはや現実的ではありません。

都市事業チームは、「都市の効率化」をミッションに掲げ、建物や施設の管理運営にAIとデータの力を導入するチームです。オフィスビル向けの省エネ空調サービスをはじめとしたAIコンサルティングやソリューション開発に取り組み、従来は活用できなかったデータを用いた予測・最適化技術を通じて、属人化していた建物管理業務を、データに基づく予測と根拠ある運用へと変革し、誰が担当しても高い品質を実現できる施設管理を目指しています。目指しているのは、今までの半分の人手で、今まで以上の機能を備えた都市を維持していく新しい仕組みの構築です。

都市事業チームの仕事は、単にAIモデルを構築することではありません。お客様の業務プロセスそのものを変革する以上、その前提となっている業界構造や契約のあり方、歴史的な背景まで理解することが不可欠です。
施設管理は、オーナー、運営会社、現場管理会社など複数の立場に分かれ、それぞれが契約に基づいて役割を担う多層的な構造のもとで成り立っています。その結果、各立場が部分最適を追求する一方で、全体としての最適化が難しくなる側面もあります。 私たちはそうした背景を踏まえ、現状の業務がどのような合理性のもとで形づくられてきたのかを丁寧に紐解きます。その上で、残すべき価値と慣習的な作業を切り分け、顧客が本当に求める価値を再定義し、業界に受け入れられる新たな業務プロセスを設計していきます。
そのため、チームにはデータサイエンスに強みを持つメンバーもいれば、業界構造やビジネスモデルの設計に強みを持つメンバーもいます。それぞれの専門性を掛け合わせながら、多様な関係者と対話し、合意形成を重ねていきます。
チーム内では、メンバーそれぞれが技術とビジネスの両面から、この課題に取り組んでいます。秦はビジネスモデルや業務プロセスの設計を担い、社外パートナーとの折衝・調整を主導しながら、今ある業務を本質的に捉え直し、残すべき価値と慣習的な作業を切り分け、必要な価値を最小限の労力で実現する方法を設計しています。三枝はサービス企画から技術開発までを幅広く担い、サービス仕様の検討、データ分析、課題設計、技術検討といった一連の工程を横断的に手がけています。
このように、チームではサービス企画の上流から、課題設計、データ分析、技術検討、そしてビジネスモデルの設計やパートナーとの協業推進まで、幅広い工程に携わることができます。そのため、単にデータを扱うスキルにとどまらず、データをどのような意思決定につなげるのかを構造的に考える力が身につきます。既存の業務プロセスのボトルネックを見極めるだけでなく、業界に関わる多様なステークホルダーがどのような価値基準で判断しているのかを理解し、業界全体の収益構造や契約関係まで視野に入れながら、それぞれの立場を踏まえた上で全体最適となる仕組みを設計する力が磨かれます。また、顧客やパートナー企業と対話を重ねながら新サービスの立ち上げを進めるため、特定の専門領域に閉じない、社会課題を構造的に捉え解決に導く総合力が鍛えられる環境です。

都市事業チームが見据えるのは、既存の業務プロセスや業界構造にとらわれない、建物管理の新しいあり方の創出です。たとえば、「決められた作業を確実に実行すること」を評価する従来型の運用から、「エネルギー効率の向上」や「利用者満足度の改善」といった成果を定義し、その実現方法を各プレイヤーが主体的に工夫できる仕組みへと転換することもその一つです。この業界はデジタル化がまだ十分に進んでいない領域は数多く残されており、改善の余地は沢山あります。データをもとに課題を分析し、最適な技術アプローチを提案することで、新たなサービスや価値を継続的に生み出していくことを目指しています。
同時に大切にしているのは、変革の現実的な受容性です。長年都市を支えてきた人々にとって、これまでの常識を捨てて新しい仕組みに移行することは容易ではありません。現在の体制から新しい体制へ、現場が無理なく受け入れられる形で変革を支援していく。技術力だけでなく、業界への深い理解と現場への敬意をもって、都市の未来をつくっていきます。
私たちの目にする都市には、それを支える見えづらい裏方の仕事が数多くあります。その裏側を深く理解し、より安全に、効率的に、高品質に維持できる仕組みをつくること。そこに、都市チームの挑戦があります。
データとAIの力で、都市を支える仕組みを根本からつくり変えてみませんか。





これまでセンサデータマイニング、人の感情や行動の分析など、現実の現象のモデル化や特性分析に従事。ネットワークサービスの企画・マーケティング・サービス設計などサービス開発も経験。現在は都市のインフラを支える施設管理業務の統合最適化に向け、広範な業務の相互関係や業務プロセスを分析し、都市の全体最適化に取り組んでいる。
Webページデータ、動画サイトデータ、コールセンタデータなど、さまざまなデータを利用した研究開発業務を経験。現在は省エネ空調サービスの開発や施設管理サービスの企画および技術開発に取り組んでいる。



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