社会全体の
カーボンニュートラル実現に向けて

再生可能エネルギーとして国内で大きな割合を占めている「太陽光発電」。日射量をはじめとする気象予報を用いて太陽光発電の発電量を予測することが一般的ですが、気象予報にNTTが保有する各地の発電実績データを活用することで発電量予測の精度を高めました。

NTTの太陽光発電量予測技術で、

NTTが保有する各地の発電実績データを
活用することで、より高精度な太陽光発電量予測を実現

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時季や地域、環境によって精度が異なりますが、従来比で概ね観測誤差が50%減、予測誤差が25%減の効果を確認しました。また、商用環境における太陽光発電設備へのNTT技術適用により、発電インバランスが大きく改善することを確認しました。
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発電インバランスの低減による事業収益向上、電力安定供給への貢献

こんなお悩みありませんか?

太陽光発電の発電インバランスを小さくして、事業収益性を高めたい

太陽光発電の発電インバランスを小さくするには、発電量と強い相関がある日射量の観測、及び予測の精度を高めることが必要です。NTT技術は、各地の発電実績データを活用することで日射量の観測、及び予測の精度を高めることができます。

太陽光発電により発電された電力を上手く活用したい

発電された電力の活用方法として主に①自家消費、②蓄電、③売電がありますが、いつ・どこで・どれだけの発電量が得られるのかを正確に予測できなければ①②③の制御が難しく、時として電力を捨ててしまうことがあります(出力制御)。NTT技術は、日射量、及び発電量の正確な予測により①②③の制御効率の向上が期待できます。

カーボンニュートラルの達成に向けて、エネルギーの地産地消を実現したい

化石燃料を利用する火力発電所への依存度を下げ、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの主力電源化を実現するには、再生可能エネルギーによる供給力(発電量)を正確に予測し、需要量と合わせて正確に制御する必要があります。NTT技術は、日射量、及び発電量の正確な予測によりエネルギーの地産地消に貢献できます。

電力需要予測の精度を高めたい

太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、自家消費による電力需要量のロードカーブ(日負荷曲線)変化が生じています。従来は気温や湿度が電力需要量に大きく影響していましたが、昨今では日射量も電力需要量に影響するようになりました。NTT技術は、日射量の正確な予測による電力需要量の予測精度向上が期待できます。

取り組み 1
NTTが保有する各地の発電実績データを活用することで、
正確な日射量観測が可能!
NTTグループでは、太陽光発電の遠隔監視サービスを提供しており、全国各地の発電状況(発電実績データ)をリアルタイムに取得可能です。このデータを活用し、設備や周辺環境などと合わせて解析することで全国各地の日射量を正確に観測できます。
取り組み 2
NTTが保有する各地の発電実績データを活用することで、
正確な日射量予測が可能!
発電実績データを活用して観測した日射量観測値と、気象予報における日射量予測値の誤差を解析し、また、予測時刻直近の日射量観測値を含む気象状況を考慮し、日射量予測値を補正することで従来よりも正確な日射量予測値を取得できます。

YouTube NTT Official channelより

主な技術

日射量観測・補正技術

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